ニャンコ先生こと斑はかっこかわいい
冠者さんからご紹介いただきました、32期MGRの小川です。
好きな漫画について質問をいただきましたが、私は漫画として読むのは少女漫画が多いです。アニメから興味を持って読むという意味では少年漫画も読みますが、原作として読むのは割と少女漫画が多い気がします。
一番好きな漫画は小学生のころからずっと大好きな『夏目友人帳』です。ほのぼの系なので、あんまり少女漫画という感じはしないかもしれませんが、『LaLa』という少女漫画雑誌で連載されています。
まずはあらすじを紹介します。
主人公の夏目貴志は、幼少期から他の人には見えない妖(あやかし)が見えてしまう。貴志の祖母・夏目レイコも同様の妖が見える体質で、その妖力の強さで妖に勝負(じゃんけんなど)を挑み、妖を負かせては妖の名前を書き集めた。妖の名前を書き集めたものは友人帳と呼ばれ、夏目レイコは友人帳に名のある妖をしたがえていた。そんな夏目レイコの遺品である友人帳を孫である貴志が引き継いだことから、友人帳を巡って様々な妖や人と出会っていく。
画像の銀髪の少年が夏目貴志、銀髪の少女が祖母・夏目レイコの昔の姿(妖の記憶の描写)、しっぽが丸い三毛猫がこの記事のタイトルに登場しているニャンコ先生こと斑です。
この漫画は夏目貴志が友人帳によって名を縛られている妖に名を返したり、困っている妖を助けたり、妖や人の事件に巻き込まれたりするお話で、小話が集まっているような形になっています。ほのぼのエピソードが多いと思いますが、切ないお話もあったりして、友情や優しさが綺麗な絵柄で描かれています。
私はストーリーも大好きですが、ニャンコ先生というキャラクターが本当に大好きで、ニャンコ先生グッズに囲まれて暮らしています。
自称キュートでプリティな招き猫をかたどった、つるもふ触感のニャンコ先生。夏目貴志の同級生の女の子・多軌(たき)がニャンコ先生をむぎゅむぎゅしたい気持ちもわかるし、来世は多軌になってむぎゅむぎゅしたいとか思ってしまうこともあります。でも可愛いだけで終わらないのがニャンコ先生の魅力。招き猫は依代で、妖・斑としての真の姿はとってもカッコイイのです。アニメでもしっかり声優さん(井上和彦さん)がそれを表現してくださっていて、ニャンコ先生だと愛らしい声なのに、斑だとイケボになるんです。
画像の白い獣が斑の姿で、目元の模様が上記のニャンコ先生と一緒ですね。かっこいい…
夏目友人帳の作者の緑川先生は熊本出身で、夏目友人帳の舞台も熊本の景色が元になっているようです。熊本の景色のファンの一人として、この度豪雨の被害に遭われた九州地方の皆様の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。
次は33期RBの中井くんです。最近ほのぼのした出来事があったら教えてください。