お疲れ様です。2025年秋季リーグ戦第1節、電気通信大学戦の試合結果レポートを担当させていただきます、4年MGR市岡です。
大会方式
本年度の科学大が所属する2部Aブロックの大会方式は以下のようになっています。
・2部Aブロックに所属する8校で総当たり戦を行う。
・1位は抽選でBIG8へ自動昇格またはBIG8入れ替え戦へ、2位はBIG8入れ替え戦に進む。
・7位は抽選で2部に残留または、3部入れ替え戦へ、8位は3部入れ替え戦に回る。
対戦相手の電気通信大学は昨年度3部Aブロック所属、6戦全勝で1位通過とし、2部リーグへの昇格を果たしています。
春は3部リーグ所属学習院大に37-8で勝利、2部リーグ所属の芝浦工大に20-15で勝利しており、勢いのあるチームです。
それでは、ここから試合結果レポートをお送りします。
試合結果レポート
1Q
科学大のキックオフで試合開始。電通のリターン中に4年#10木村の強烈なタックルによりファンブル*1を誘発し、すぐさま3年#23宮崎がボールを抑え、攻守交代。
科学大はいきなり敵陣38ydからのオフェンスというビッグチャンスを迎える。ここはTDに結びつけたいオフェンス陣。相手主将を被せきる2年OL#50笠見のナイスブロックもあり、いきなり15ydゲイン。わずか3プレー目にして4年QB#19藤永のランでタッチダウン。1年K#38佐々木のPATも決まり、得点を【7ー0】と先制する。


続いて科学大のキックオフで試合再開。電通オフェンスに立て続けにロングゲインされるも、3年LB#7橋口のロスタックルやナイスカバーがあり、4thに追い込む。電通はフィールドゴールを選択するも、これは失敗に終わり、得点【7-0】のまま攻守交代。

科学大のオフェンスは相手の反則に助けられフレッシュを獲得する。しかしその後、スナップがそれてしまい、なんとかボールを抑えるものの、大きく下がってしまう。パントで攻守交代。


続く電通の攻撃は3プレーで4th1に追い込み、ギャンブル*2を選択するかという素振りを見せたものの、パントを選択。攻守交代。

自陣20ydからの科学大のオフェンスは相手のアジャスト*3に苦しめられ、パスを試みるも失敗。4thでパントを選択して、攻守交代。

電通が1プレー攻撃したところで1Q終了。得点は【7-0】で科学大のリード。
2Q
2Qに入り、電通はヒッチ系のパスからのヒッチラテラル*4のスペシャルプレー。あわやロングゲインというところだったが、ここは相手のボール周りのミスに救われた。しかし、複数回のロングゲインを許してしまい、GLのランを止めきれずタッチダウンを許す。PATも決まり、【7-7】と同点に追いつかれる。
電通のキックオフで試合再開、大きなリターンはできず、自陣18ydからのオフェンス。パスへ切り替えるもQBSACK*5を受け、4thロングに追い込まれる。自陣深い位置からパントを選択。

攻守交代し、電通は敵陣35ydからの攻撃と、科学大ピンチの場面。電通はここぞとばかりに得意のパスプレー3回でタッチダウン。PATも決まり、【7-14】と逆転を許してしまう。
電通ペースになってしまったかと思われた、そのタイミングで3年Ret#2長内の40ydの大きなキックオフリターンで盛り返す。

流れに乗りたい科学大オフェンスは4年QB#19藤永→4年RB#41金子へのパスからのRAC*6で敵陣へ切り込む。さらに2年WR#42平井へのロングパスでレッドゾーンへ侵入すると、相手のパスインターフェアランス*7の反則を誘い、GL2ydまで進む。直後のプレーで3年WR#91薄へのタッチダウンパスが決まる。欲を言えばもう少し時間を使ってTDしたかったが、PATも成功して【14ー14】と同点に追いつく。


前半残り1分46秒。科学大のキックオフで試合再開し、電通は自陣24ydからのオフェンスとなる。ロングパスを決められ、あわや一発というプレーだったが、4年DB#10木村が追いつきタッチダウンは逃れる。その後もパスを決められるが、なんとか時間を使い切らせ、FGを選択させる。このフィールドゴールは決まり、【14ー17】と、再び逆転されて前半戦終了。


3Q
電通のキックオフで後半開始。2年#42平井のナイスブロックの背中を3年Ret#2長内が敵陣まで駆け上がる、45ydリターン。
科学大は敵陣43ydからのオフェンス。1プレー目はパス失敗とするも、その後は順調にボールを進め、4年QB#19藤永のランでタッチダウン。PATも決めて【21-17】と逆転に成功する。



科学大のキックオフで試合は再開。電通はQBがボールを落とし、少し下がり、3-10と追い込む。3年DL#97中島、4年DL#75樅山、3年LB#7橋口の強力なプレッシャーでQBのスクランブル*8を誘い、投じられたボールを見事4年LB#41金子がインターセプト*9。この試合初めてのディフェンスのビッグプレーが出た。

攻守交代し、科学大は自陣44ydからの攻撃。ランでフレッシュを獲得するも、続くパスが通らず4thロングに追い込まれる。パントを選択するが、カバーに出ていた1年WR#9松橋がゴールライン直前でボールを止め、理想的な位置での攻守交代となる。

電通は自陣5ydからのオフェンス。科学大ディフェンスはこれを止めて良い位置でボールを持ってきたいところだが、ここはロングゲインを重ねられ、ハーフライン付近まで迫る。3年DB#98石山のパスカットなどで3-10に追い込むも、さらにここでプレイアクション*10に引っかかりロングパスを決められてしまい、独走となりかけたピンチ。これを2年DB#17堀が相手キャリアーに絡みつき、体勢を崩させる。そこに3年LB#7橋口がボールを落とさせる強烈なアタック、溢れたボールをすぐに2年DB#25本多がリカバー。大きくゲインされ、自陣深い位置とはなったものの、大きなターンオーバーとなる。


科学大は自陣17ydからのオフェンス。ラン、パスと刻んだところで3Q終了。
4Q
最終クォーター最初のプレーは相手の反則によりフレッシュを獲得。1年WR#88藤井へのパス、さらに1年WR#9松橋へのサイドライン際へのロングパスが通り、1年生の活躍が光る。


敵陣に入ってからはランでドライブを進め、GL1ydとしたところで、順調だったオフェンス初めてにして最大のミスが出てしまう。
1ydを取り切る中ランを選択するものの、エンドゾーンに入る直前にボールを落としてしまう。そのボールを相手選手にリカバーされ、そのままリターンタッチダウン。ゴール直前まで進めたシチュエーションで相手ディフェンスに得点を許してしまうという、痛恨のミスとなった。PATも決まり、【21ー24】と再び逆転を許す。

電通のキックオフで試合再開。プーチキック*11を選択し、難しいボールを3年#7橋口が確保。自陣40ydからの攻撃となる。先ほどのミスを取り返すべく気持ちを入れ替えたオフェンスは、怒涛の猛反撃で4年QB#19藤永のランプレー、2年RB#17堀のラン、#19藤永のランで60ydを走り切りタッチダウン。PATも決まり、【28ー24】と再び4点リード。

試合時間は残り6分、科学大のキックオフで試合再開。電通は自陣32ydからのオフェンスとなる。残り時間が少なく、4点差をつけられている電通はこのドライブでタッチダウンを取らないと逆転が厳しいという状況。
一度はフレッシュを与えるも、ハーフライン付近で3-10と追い込んだ場面で4年LB#41金子のパスカット。電通は4-10をギャンブル。プレイアクションパスに引っかかり、フレッシュを取られてしまう。
その後も4年DL#55安保のパスカットなどファインプレーもあり3rdに追い込むものの、フレッシュを許し、タッチダウンされてしまう。続くPATも決まり、【28ー31】と逆転。

科学大に残された時間は1分9秒。この時間で点を取らなければ負けてしまう。
電通のキックオフで試合再開。難しいスクイブキック*12を1年#9松橋がリターン。自陣31ydからの最後のドライブが始まる。
このような少ない残り時間で点を取らなくてはならないときには、パス主体の2minオフェンス*13というものを行う。
連続でパスが失敗するも、3-10となった局面で1年WR#9松橋が本日2度目のキャッチで流れを引き寄せる。続いて3年WR#91薄へのパスも成功、サイドラインへ逃げ込みしっかり時間を止める。その後も1年WR#88藤井へのパスが成功、時間管理をしつつ、相手の反則もあり時間を6秒残して敵陣13ydまで辿り着く。


ラスト2プレーできるかという残り時間。このプレーは相手のDBにパスカットされてパス失敗。残り1秒と、後がない科学大はレシーバーを全員エンドゾーンに走り込ませるパスを選択。4年QB#19藤永が投じたボールは1年WR#88藤井が見事キャッチ。タッチダウンパスが決まり、34-31と逆転する。規定によりタッチダウンのPATは行わず、【34ー31】で試合終了となり、大事な初戦を白星で飾った。



試合結果報告書(個人記録)
以下画像は本試合のチーム記録、個人記録をまとめたものになります。
各選手の活躍が書かれていますので、ぜひご覧ください。



おわりに
長い試合結果レポートとなってしまいましたが、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。
次戦以降もご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
第2節のご案内
日時:9月20日(土)11:00 K.O.
対戦校:国際基督教大学
会場:アミノバイタルフィールド(東京都調布市)
*1:ボールを落としてしまうこと。相手に取られるとその場で攻守交代となる
*2:4thにオフェンスプレーを行なうこと。失敗するとその場で攻守交代となってしまうため、リスクが高い。
*3:相手の戦術に対応するために守り方を変えること
*4:一度レシーバーにボールを投げたのち、別のキャリアーに後ろパスするプレー
*5:QBがボールを投げる前にタックルされてしまうこと
*6:パスを受け取ってから走ることでゲインすること
*7:ディフェンスの選手がパスをキャッチしようとするレシーバーを押してしまう反則
*8:QBSACKから逃れるために逃げながらパスターゲットを探すこと
*9:投げられたボールをディフェンスがキャッチするプレー。その場で攻守交代となるビッグプレー
*10:ランプレイに見せかけたパスプレイ
*11:相手がキャッチしにくい、跳ねるようにボールを蹴るキック
*12:これもリターンが難しい、低い弾道で蹴るキック
*13:時計を止めながら進む必要があり、時計を止めやすいパスプレイを中心にドライブを行うこと