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2025年度秋季リーグ戦第2節 試合結果レポート

お疲れ様です。前節に引き続き、2025年秋季リーグ戦第2節、国際基督教大学戦の試合結果レポートを担当させていただきます、4年MGR市岡です。

大会方式

本年度の科学大が所属する2部Aブロックの大会方式は以下のようになっています。

 

・2部Aブロックに所属する8校で総当たり戦を行う。

・1位は抽選でBIG8へ自動昇格またはBIG8入れ替え戦へ、2位はBIG8入れ替え戦に進む。

・7位は抽選で2部に残留または、3部入れ替え戦へ、8位は3部入れ替え戦に回る。

 

対戦相手の国際基督教大学は2年前に入れ替え戦に勝利し、2部リーグに昇格しました。昨年度は3勝4敗でリーグ6位と、2部定着を果たしています。

春は2戦2勝、秋の初戦は2部屈指の選手数を誇る防衛大学校に22-10と勝利しており、前戦に引き続き、勢いのあるチームです。

 

試合前の星取表は以下のようになっており、東京科学大学、国際基督教大学はともに同率1位となっています。

 

それでは、ここから試合結果レポートをお送りします。

 

試合結果レポート

1Q

国際基督教大学(以下ICU)のキックオフで試合開始。4年Ret#41金子が自陣35ydまでリターンして、そこから科学大の攻撃開始。最初のプレーはロングパスを選択するも、これは失敗に終わり、次のプレーはQBSACK*1を受け、3回目の攻撃もパス失敗し、パントで攻守交代。

 

ICUは自陣からの攻撃。第3ダウンでパスを選択するが、3年LB#7橋口のナイスカバーで4th1に追い込む。ICUはここでギャンブル*2を選択するが、3年DL#97中島がロスタックルに仕留め、攻守交代。

 

敵陣からの攻撃権を手に入れた科学大オフェンスはこれを得点につなげたいところ。4年QB#19藤永や4年RB#41金子のランで前進するも、フィールドゴールが狙えないギリギリの位置で4thに追い込まれ、パントを選択。攻守交代。

 

ICUは自陣23ydからのオフェンス。科学大の4年LB#41金子が複数回のロスタックルをみせるも要所で大きなゲインを許し、科学大陣3ydまで迫ったところで1Q終了。得点は【0-0】のまま。



2Q

科学大は自陣深くまで攻め込まれピンチの局面だが、ここで相手QBがエンドゾーンに投げ込んだボールを3年DB#23宮崎がインターセプト*3。ビッグプレーでこのピンチを無失点で切り抜けることに成功する。

 

自陣20ydからの科学大オフェンスは相手の反則でフレッシュを獲得し、1年WR#9松橋へのパスで敵陣へ侵入するも、QBSACKを受け、パントに追い込まれる。このパントのプレーで、弾道の低いボールが相手のラインの選手にあたり、ICUに敵陣からの攻撃権を手渡してしまう。

 

科学大陣43ydからのICUのオフェンスはすぐにレッドゾーンまで侵入され、4ydのランプレーでタッチダウンを許す。得点後のPATも決まり、【0-7】と、先制される展開となる。

 

ICUのキックオフで試合再開。科学大の攻撃の途中でボールをファンブル*4してしまうが、これはなんとか2年RB#17堀が抑え、攻守交代は免れる。その後、パントで攻守交代。

 

2Qは残り1分43秒。ICUは自陣からの攻撃だが、パス主体の2minオフェンス*5を仕掛けてくる。順調にボールを進められるなか、またも3年DB#23宮崎がインターセプト。連続でファーストダウンを獲得され、流れが傾いている中での大きなインターセプトとなった。

 

攻守交代し、時間は残り55秒。科学大は自陣32ydからの攻撃。こちらも2minオフェンスを仕掛け、1年WR#88藤井へのロングパスが成功。しかし、その後はパスが通らず、パントで攻守交代。相手が時間を流して前半での得点を【0-7】として折り返す。



3Q

科学大のキックオフで試合再開。1年K#38佐々木のナイスキックに3年#7橋口のナイスタックルにより、ICUは自陣深くからの攻撃となる。

 

ICUオフェンスのファーストプレー、QBとFBのオプションプレー*6を選択するが、2年LB#42平井、4年LB#41金子の連携でQBのオプションミスを誘い、こぼれたボールをすぐさま#41金子が抑える。敵陣深くで攻守交代し、科学大は思わぬ形でビッグチャンスを迎える。

 

敵陣19ydからという絶好のチャンスを手にした科学大のオフェンス、ここはなんとしてもタッチダウンを取り切りたい状況。

プレイアクション*7で相手のLBを引き付け、あいた空間に走りこんでいた1年WR#9松橋がまたもキャッチ。いきなりフレッシュを獲得して、敵陣4ydまで迫る。

力で押し込むプレーは止められるが、次のプレーで4年TE#41金子の強烈なヒットでひるんだLBを足の速さで4年QB#19藤永が捲り、3ydのタッチダウンラン。PATも決まり、【7-7】と同点に巻き戻す。

 

科学大のキックオフで試合再開、ICUは自陣69ydからの攻撃となる。このシリーズは相手の不調で一度はフレッシュを許すもののすぐにパントに追い込んだ。しかし、2回のボールミスのチャンスをものにできず、次の科学大オフェンスは自陣からの攻撃となる。

 

科学大の自陣からのオフェンスはいきなりホールディング*8の反則によりロングシチュエーションを作ってしまう。ところがここは相手のパスインターフェアランス*9の反則に助けられ、フレッシュを獲得。その後も順調にフレッシュを獲得し、4年RB#41金子の36ydのロングゲインで敵陣へ侵入。しかし、第3ダウンでQBSACKを受け、パントに追い込まれる。この試合パントの精度で苦しんでいた4年P#19藤永だったが、このプレーはボールを敵陣4ydでサイドラインに出すというコントロールパントに成功し、非常に有利な位置での攻守交代となる。

 

ICUは自陣4ydからのオフェンス。セイフティ*10の危険がある自陣レッドゾーンでの攻撃はラン偏重となりがちだが、この最初のランプレーを4年DL#55安保と2年LB#42平井が最小のゲインに仕留めたところで3Q終了。得点は【7-7】と、緊迫した状態で最終4Qへ突入。

 

4Q

残る2回のICUの攻撃は、それぞれ4年LB#75樅山、4年DL#55安保がナイスタックルでフレッシュを阻止し、敵陣深くでパントに追い込む。相手のパントを2年Ret#17堀がしっかり押さえて敵陣での攻守交代を実現する。

 

オフェンスで敵陣へ切り込み、ディフェンスが敵陣深くで攻守交代に持ち込むという理想的な展開を作ってきたところで回ってきた、敵陣からの再びの攻撃。4年QB#19藤永のランプレーでフレッシュを獲得するものの、第3ダウンでのファーストダウン獲得に失敗し、4th1となる。このプレーは2年OL#78安田、2年OL#73井下がDLをしっかり押し込み、力でギャンブルを成功させた。

その後、一度は反則で下がってしまうものの、4年QB#19藤永が投じたロングパスを1年WR#88藤井が相手DBとの競り合いの末ボールをもぎ取り、逆転のタッチダウン。続くPATも決め、【14ー7】と、4Q残り4分35秒という終盤で、この試合初めてのリードする状況を作った。

 

科学大のキックオフで試合再開。このキックオフリターンで相手リターナーにサイドライン際を捲られ、あわや一発という空気が一瞬漂ったが、ここは1年K#38佐々木が自らタックルを決め、ピンチをしのいだ。

試合は残り4分29秒、ICUはこのドライブでタッチダウンを取りきらないと負けてしまう。4thを使ってもオフェンスを行うシチュエーション。

自陣46ydからのICUオフェンスはまずはパスを3連続で成功させ、フレッシュを獲得。3rd11とロングシチュエーションに追い込まれた、ICUのドロープレイ*11にロスタックルがあったが、ここで科学大に痛恨の反則発生、この反則によりファーストダウンを与えてしまう。

一度はICUの反則で大きく下がるが、すぐにスクリーンパス*12でロングゲインを決められてしまう。

科学大陣9yd、ICUは3連続でパスプレーを選択するが、ここは相手のパス失敗に助けられる。4th9に追い込み、止めたら勝ち、というプレー。パスプレーを選択した相手のQBにパスを投げさせないナイスカバーをするも、DLのコンテイン*13エラーが起こり、スクランブルラン*14を決められ、タッチダウンを献上する。2ptコンバージョン*15も選択できる状態だったが、ICUは同点を狙うキックを選択、これが成功して【14ー14】と同点になる。

 

残された時間は16秒。ICUのキックオフで試合再開し、科学大は逆転を狙うロングパスを投じるも、インターセプトと同時に試合終了。得点は【14ー14】で大会規定により引き分け。

相手のボールミスもあり、何とか同点となった試合ではあったが、QBSACKの数をはじめとして、ラインでの押し合いに課題の残る結果となった。

 

星取表(対戦成績)

2部Aブロックの対戦成績です。

現在東京科学大学は神奈川大学国際基督教大学と並んで勝ち点4、同率2位となっておりますが、2位以上を狙う科学大からすると、同率の中では昨年度上位校との対戦で同成績を残している国際基督教大学が脅威となっています。

 

試合結果報告書(個人記録)

以下画像は本試合のチーム記録、個人記録をまとめたものになります。

各選手の活躍が書かれていますので、ぜひご覧ください。

※今回は相手校の要望で一部項目が非掲載となっております。

おわりに

今回、公開が遅くなってしまい申し訳ございません。

前節と比べても長い試合結果レポートとなってしまいましたが、ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

次節以降も掲載予定ですので、会場での観戦が難しい方も、ぜひご覧いただきお楽しみください。

次戦以降もご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

第3節のご案内

日時:10月5日(日)9:15 K.O.

対戦校:東京学芸大学

会場:東京学芸大学 総合グラウンド(東京都小金井市

*1:QBがボールを投げる前にタックルされてしまうこと

*2:4thにオフェンスプレーを行なうこと。失敗するとその場で攻守交代となってしまうため、リスクが高い。

*3:投げられたボールをディフェンスがキャッチするプレー。その場で攻守交代となるビッグプレー

*4:ボールを落としてしまうこと。相手に取られるとその場で攻守交代となる

*5:時計を止めながら進む必要があり、時計を止めやすいパスプレイを中心にドライブを行うこと

*6:相手の動きを見てから誰が走るか決めるプレー。QBの判断力がキーになる

*7:ランプレイに見せかけたパスプレイ

*8:ブロック中に相手選手をつかんでしまう反則。10yd罰退

*9:ディフェンスの選手がパスをキャッチしようとするレシーバーを押してしまう反則

*10:オフェンスが自陣エンドゾーン内でタックルされると自殺点として、2点を取られてしまう

*11:パスプレイに見せかけたランプレイ

*12:QBがキャリアーに短いパスを投げて、ブロックを頼りに走るプレー

*13:キャリアーを外へ逃がさない責任

*14:パスプレーを諦め、QB自らの足でゲインを狙うこと

*15:タッチダウン後にキックを決めると1点、プレーを決めると2点の追加点