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2025年度秋季リーグ戦第6節 試合結果レポート

お疲れ様です。いつもレポートを担当している、4年MGRの市岡です。
掲載が遅くなってしまいましたが、今回もどうぞお付き合いください。

大会方式

・2部Aブロックに所属する8校で総当たり戦を行う。

・1位は抽選でBIG8へ自動昇格またはBIG8入れ替え戦へ、2位はBIG8入れ替え戦に進む。

・7位は抽選で2部に残留または、3部入れ替え戦へ、8位は3部入れ替え戦に回る。

 

本リーグには昨年BIG8から降格してきた成蹊大学神奈川大学の2チームが所属しています。どちらも明らかに格上の相手ではありますが、今年最も意識してきた成蹊大学は予想通り、単独で全勝しておりリーグ優勝の最有力候補の相手です。

前節、ホームゲームで格上の神奈川大学を撃破して4勝0敗1分けとした科学大は今節、BIG8昇格への天王山となる成蹊大学戦を迎えます。

対戦相手の成蹊大学は昨年度BIG8で全敗しているものの、今年になって強さを増しているチームです。オフェンス、ディフェンスともに穴がなく、前節の神奈川大学戦よりも苦戦することが予想されます。

科学大は2年前に対戦があり、15ー24のスコアで敗戦しています。この試合によって上位進出がなくなった試合であり、科学大にとっては因縁の相手でもあります。

試合前の星取表は以下のようになっており、現状で入れ替え戦を目指せるのは成蹊大、科学大、ICUの3チームのみとなっております。この試合は、敗北すると2位以下が確定してしまいます。

それでは、ここから試合結果レポートをお送りします。

試合結果レポート

1Q

科学大のキックオフで試合開始。成蹊大学(以下成蹊)のリターンで自陣27ydからの攻撃となる。2回のフレッシュを許すも、3年DL#97中島のロスタックルで後退させ、4年LB#41金子のパスカットで3rdロングに追い込み、続くランプレーを止めてパントを選択させる。

 

成蹊のコントロールされたパントは科学大陣4ydまで転がり、ボールデッド。科学大は自陣エンドゾーンを背負うオフェンスの開始となる。

ファーストプレーで4年QB#19藤永のランプレーで12ydゲイン、続くロングパスが4年WR#10木村へ通り、ハーフライン付近まで迫る。

さらに4年RB#41金子のランでフレッシュを獲得、1年WR#88藤井へのパス成功と順調に敵陣へ侵入し、相手の反則もありゴール前2ydで3年WR#91薄へのパスが成功し、タッチダウン。1年K#38佐々木のPATも成功し、【7-0】と先制する。

 

科学大のキックオフは奇襲オンサイドキック*1を選択。2年K#85櫻井のキックを4年DB#10木村が抑え、攻撃権は再び科学大へ。

科学大はロングゲインを試みようと、RBによるパスプレーというスペシャルプレーを選択するが、これが相手のDBにインターセプト*2され、攻守交代。ハーフライン付近から成蹊の攻撃となる。

 

成蹊の攻撃はランプレーでフレッシュを与えると、続くロングパスでディープを抜かれてしまい、そのままタッチダウン。PATも成功し、すぐに【7-7】と、同点に追いつかれる。

 

成蹊のキックオフで試合再開、自陣42ydからの科学大の攻撃は3rdロングとなったところで1Qが終了。

 

2Q

この試合初めての3rdロングというピンチだが、ここを4年WR#10木村へのプレイアクションパス*3が成功し、フレッシュを獲得。その後は4年QB#19藤永のランと1年WR#88藤井へのパスでドライブ。このオフェンスも最後は5ydをQB#19藤永が走り切り、タッチダウン。PATも成功し、【14ー7】と再びリードする。

 

科学大のキックオフで試合再開。成蹊陣31ydからのディフェンスとなる。このシリーズは3年DL#97中島のロスタックルなど、ランを止め切るプレーもあったが、パスプレーで毎回フレッシュを許してしまい、タッチダウン。PATも成功、【14ー14】と、再び同点に。

 

前半は残り1分42秒。成蹊のキックオフで試合再開し、このキックを4年Ret#41金子が38ydのビッグリターン。3点差での折り返しを狙う科学大は2minオフェンス*4を行う。

1年WR#9松橋へのパスが2回成功し、敵陣へ侵入。続くプレーはあまり前進できず、敵陣25ydで4thに追い込まれる。この42ydフィールドゴールを2年K#85櫻井が決め切り、得点を【17ー14】とリード。

 

前半は残り21秒。スクイブキック*5で大きなリターンは許さず、成蹊は自陣30ydからのオフェンス。成蹊の反撃で前進を許したものの、最終的には相手陣内で時間切れに抑え、このシリーズを無得点で終えた。【17ー14】とリードした状態でハーフタイムを迎える。

 

3Q

成蹊のキックオフで試合再開。科学大は自陣22ydからのオフェンスとなるが、立て続けにロスタックル、パスカットを受け3プレーで4thに追い込まれる。パントリターンでタッチダウンを与えてしまったかと思いきや、このリターン中に相手に反則があり、成蹊はハーフラインからの攻撃となる。

 

成蹊のオフェンスは最初のプレーで相手に反則があったが、続くランプレーでフレッシュを与え、その次のロングパスと、わずか3プレーでタッチダウンを許してしまう。PATも決まり、【17ー21】と、本試合初めてリードされる場面を迎えた。

 

成蹊のキックオフで試合再開。4年Ret#41金子が33ydのビッグリターンで科学大は自陣34ydからのオフェンス。4年QB#19藤永のランで大きく前進したが、続くリバースプレー*6の最中にボールミスがあり、ファンブル*7したボールを相手に抑えられてしまい、攻守交代。

 

成蹊は科学大38ydからの攻撃。相手のランプレーを4年DL#55安保、4年LB#41金子が立て続けにナイスタックルに仕留め、3rdロングとする。ところがプレイパスでフレッシュを許し、続くロングパスも決められ、タッチダウンを献上。【17ー28】と点差を広げられてしまう。

 

成蹊のキックオフで試合再開。このキックのリターンで2年WR#42平井がしつこく粘り強いブロックで道をこじ開け、4年Ret#41金子がタックルを剥がして独走のリターンタッチダウン。PATは惜しくもはずれ、6点を追加し、【23ー28】と差を縮める。

 

科学大のキックオフで試合再開。成蹊のリターンにより自陣31ydからのオフェンスとなる。

相手のスクリーンパス*8に反応した2年DL#78安田がナイスタックルを仕留め、セカンドタックルに来た4年DL#55安保がボールをファンブルさせる。このファンブルはサイドラインを割ったため攻守交代とはならなかったが、ゲインを最小に抑えるナイスプレーとなった。

その後もランは止めるもパスでフレッシュを許す展開が続き、耐える展開となっているところで3Qが終了。守る陣地を入れ替え、夕暮れを迎えるフィールドは最終4Qへ突入する。

 

4Q

科学大陣3ydまで迫られたファーストダウンのプレーで相手にエクスチェンジミス*9が発生。ここでボールを4年DL#55安保が抑え攻守交代とし、大きなピンチを凌いだ。

 

科学大は自陣4ydからの攻撃。3年WR#91薄へのプレイアクションパスでフレッシュするが、続く3プレーでQBSACKを受け、4thへ追い込まれる。4年P#41のパントは相手リターナーの頭上を越えるナイスパントとなり、成蹊陣41ydまで陣地を回復し、攻守交代。

 

先ほどのシリーズは進まれながらもなんとか食い止めてきた科学大ディフェンスだったが、ここにきて疲れが見えてきたのか、タックルミスが相次ぎ、わずか2プレーでタッチダウンを許す。PATも決まり、【23ー35】と再び差を広げられる。

 

成蹊のキックオフで試合再開。科学大は自陣31ydからの攻撃。

時間のない中、2ポゼッション差を追いかける科学大は、一気にロングゲインできるパスプレーを中心にオフェンスを進める。4年WR#10木村、1年WR#88藤井へパスを通しフレッシュを重ねるも、反則により大きく下がってしまう。続いて3年TE#7橋口へのパスが通るもののフレッシュを獲得できず、4thギャンブル*10を試みるも、パス失敗に終わり攻守交代。

 

成蹊は自陣40ydからの攻撃。時間を潰したい相手はランプレーを中心にボールを進め、科学大陣地5ydまで迫る。科学ディフェンスはここをしっかり4thに食い止め、フィールドゴールに抑える。このキックは決まり、得点は【23ー38】となる。

 

成蹊のキックオフで試合再開。科学大は自陣41ydからの攻撃。残された1分26秒で2本を取り切る必要があり、2minオフェンスを展開する。

3回連続でパス失敗とするが、4thギャンブルのパスを2年WR#42平井が取り切りまずフレッシュを獲得。その後、3年WR#2長内、1年WR#88藤井へパスを通し順調に敵陣へ切り込む。成蹊のパスインターフェアランス*11の反則を誘い、ボールは敵陣2ydへ。

WR#2長内へボールをハンドオフ、その長内が投げるスペシャルプレーが4年WR#10木村に通り、タッチダウン。2点を狙ったPATは惜しくも失敗し、得点は【29ー38】と差を詰める。

 

試合は残り23秒。この時間で逆転しなければならない科学大はオンサイドキックを選択するが、これは失敗し、攻撃権は成蹊にわたる。

成蹊はニーダウン*12で時間を流し、ファイナルスコアを【29ー38】として試合終了。

 

リーグを勝ち抜くために春から照準を合わせてきた成蹊大学を相手に、一年間準備してきた戦術がハマり、なんとか3点差のリードで折り返すことができた。しかし後半、体力と集中力が続かず、ミスから流れを手放し、結果として初の敗北を喫することとなった。

 

対戦成績(星取表)

科学大は成蹊に敗北し、成蹊大学の1位が確定したことで科学大は2位以下が決まってしまいました。しかし、上位争いをしていた国際基督教大学埼玉大学に敗れたことで科学大が単独2位の状態になり、入れ替え戦進出の可能性を多分に残して最終戦を迎えることになりました。

科学大が入れ替え戦に出場できる、2位となる条件は以下の通りとなっております。

・科学大が次戦を引き分け以上とすれば自力で入れ替え戦進出

・科学大が次戦を敗北したとしても、ICUvs電通大電通大が引き分け以上すれば2位となり入れ替え戦進出

・科学大が次戦を敗北、ICUが勝利した場合、科学大とICUが同率となるため、どちらのチームが入れ替え戦に進出するか、抽選によって決定

 

試合結果報告書(個人記録)

以下画像は本試合のチーム記録、個人記録をまとめたものになります。各選手の活躍が書かれていますので、ぜひご覧ください。

おわりに

今回、公開が大変遅くなってしまい申し訳ありません。

私自身、今年で引退となり、このブログで皆さまにお会いできるのも残りわずかとなりました。後輩へより良い形で引き継げるよう準備を進めておりますので、どうぞご安心ください。

本ブログは次節及び入れ替え戦も掲載予定ですので、会場での観戦が難しい方も、ぜひご覧いただきお楽しみください。

次戦以降もご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

第7節のご案内

日時:12月6日(土)14:00 K.O.

対戦校:防衛大学校

会場:富士通スタジアム川崎(神奈川県川崎市

*1:キックオフで自らボールを確保し、連続のオフェンスを狙うキック

*2:投げられたボールをディフェンスがキャッチするプレー。その場で攻守交代となるビッグプレー

*3:ランプレイに見せかけたパスプレイ

*4:時計を止めながら進む必要があり、時計を止めやすいパスプレイを中心にドライブを行うこと

*5:リターンが難しい、低い弾道で蹴るキック

*6:一度展開したサイドと逆のサイドに展開するスペシャルプレー

*7:ボールを落としてしまうこと。相手に取られるとその場で攻守交代となる

*8:QBがキャリアーに短いパスを投げて、ブロックを頼りに走るプレー

*9:センターがQBに手渡しのスナップする際に、ボールを落としてしまうミス

*10:4thにオフェンスプレーを行なうこと。失敗するとその場で攻守交代となってしまうため、リスクが高い。

*11:ディフェンスの選手がパスをキャッチしようとするレシーバーを押してしまう反則

*12:スナップしてすぐに膝をつき、ランプレー終了として時間を流すこと