こんばんは、32期DLの林竜成です。
ここ数日一日の寒暖差が大きくて、少し風邪をひいたみたいです。窓全開パンツ一丁で寝るのはやめようと思ってます。
わたくし、林竜成もアメフト部と言えどやはり東工大生。アニメ鑑賞にも嗜みがあります。
新しめの有名作品はアニヲタの皆さんは観てると思われるので、布教も含めて今回紹介するアニメはこちら、
1998年に放送された全26話のSFアニメ。2071年の火星を中心とした太陽系を舞台に宇宙船に乗って旅する賞金稼ぎたちの活躍を描いた作品です。
「1998年か。作画が古い作品はちょっと…」とか「キャラデザが萌えない」と思ったそこのあなた。放送時期やキャラクターデザインで敬遠するのはCLANNADやコードギアスで反省してるでしょう。
という事でこの作品の数ある魅力をネタバレしない範囲で伝えていこうと思います。
カウボーイビバップのここがすごい!
①ストーリーがすごい
基本1話完結で進むこの作品。さすがサンライズと言うべきか派手なアクションで魅せる回があるかと思えば、オサレなコメディ、登場人物の過去に踏み込んだシリアスなもの、ワクワクドキドキなサスペンスから実は現代の風刺になってたり。。。監督のやりたい事を全て詰め込んだようなストーリー展開になっていながらも全てに震える。
「20分の映画を毎回作るつもりでやった」
と監督は言っていたようですがまさにその通りです。
②演出がすごい
上記のようなストーリー展開を持っていながらもこの作品の印象は「スタイリッシュ」。とにかく演出がカッコイイ。構図、カット、セリフ...その中でも特に素晴らしいのが音楽だと思ってます。
音楽を担当してるのはマクロスや攻殻機動隊でお馴染み、みんな大好き菅野よう子さんです。そもそもタイトルのビバップとはジャズのひとつでジャズを始め、ロック、テクノなど多くのジャンルの曲をBGMとして使用してます。登場人物のセリフではなく音楽で心情を語らせる演出は複数回観て初めて味が出る所だと思います。(2回しか観てない僕が言うのもあれですが)
この作品のカッコ良さが詰め込まれたOPはアニメ史に残ると言っても過言ではないくらい素晴らしいものですので是非一度見てみてください。
③登場人物たちがすごい
だらしない性格ながらもどんな手を使ってでも賞金首を捕まえようとする主人公。筋肉隆々元刑事でおっさんの相棒。大怪我による冷凍睡眠処置で約50年の眠りについていたギャンブラーな賞金首の女。いつもフニャフニャしてるが天才的なハッカーのガキ。こんな共通項なんてなさそうな彼らが同じ船のもとで馴れ合う訳でもなく恋愛をする訳でもなく、かと言ってお互いが無関心という訳でもない関係性で各々の行動が結果的にお互いを支え合ったり、言葉には出さない信頼が見え隠れしたり...そんな絶妙な関係性が非常に魅力的です。
とまあ、好きな事を聞き手も考えずに長々と話してしまう悪い癖が全開に出てしまったブログとなってしまいましたが要するにカウボーイビバップを観ろ!!!と僕は言いたいだけです。
この中にもし観るアニメを探してる人が居たら是非オススメします。
次は強烈なタックルで試合を沸かせるLBの久保秋さんです。好きなアニメありますか?