ナイトルーティーン(深夜のホットドック)
夜。それは、自由の時間。
見守ってくれる太陽もなければ、我々を縛り付ける現代社会も息をひそめる。
それはまるで、日常という名前で形骸化された我々の時間から切り取られた、唯一のブラックボックスである。
皆さん、こんばんは!31期GrMGの椎名です!
冒頭から中学生みたいなポエムをすみません……。最近、頻繫に部活に顔を出してくれる新入生を見ていたら、童心に帰ってしまったのかもしれません(笑)。嬉しい限りです。まだ見学行ってないよなんて方がいたら、是非是非!
さて、今回お送りするのは、私BUFFALOESのGrMG椎名のナイトルーティーンです!
水曜の午後練を頑張った後、どんな風にリフレッシュしているのか、今回特別にお教えします!
私の家は遠いので六時半に部室を出て、家に着くのは九時前くらいになります。というわけで、九時からスタートです!
九時~九時半……夕食
母が作ってくれた夕食を食べます。今日はあんかけ焼きそばでした。お肉が2枚しか入ってなくても母に感謝。合掌。
九時半~十時……お風呂
一日の疲れを洗い流す風呂は、日本人として欠かせませんね。私は結構長風呂です。三人家族の三番風呂。おいだきだっていいじゃない。
十時~十時半……色々
髪の毛を乾かしたり、歯を磨いたり、明日の準備をしたり。今日のうちにやっておかなくてはいけないことをここで片付けます。最近バレエを始めた母は自主練習をしています。
十時半~眠くなるまで……好きなこと
ここからが私のリフレッシュタイムです!漫画を読んだり、映画を観たり、本を読んだり。最近はラジオを聞いたりもします。
今日は昔読んだ本を読み返していました。一度読んだ本でも、二回読むと、また違った発見があったりして結構楽しいです。お金もかかりませんしね。
そうこうしているうちに、あっという間に日付が変わる頃です。良い子はもう寝ないといけません。
私は本を閉じて、ベッドに入りました。枕元のメタモンにおやすみを言って、電気を消します。
しかし、2,3回寝返りを打って、ある感情が私の中から生まれ出てきます。
何かが足りない……
そっと、ベッドから抜け出します。どうやら、私の夜はまだ終わってないようです。
十二時~ ……夜食
夜食、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。や・しょ・く。
それは、寝る前に読んだ小説が原因でした。冒頭で出てくる、あのうまそうなホットドック。あれを食わずして、眠りにつけるでしょうか。いや、つけない。
幸い、明日は朝練がありません。
ということで私は必要なものを買いに、家を飛び出し、目の前にある24時間営業のスーパーに行きました。
絶品のホットドックを作るのです。材料はケチれません。
必要なものを無事購入。早速キッチンに向かいます。
さあ、始まりました!Buffsキッチンの時間です。二回目は深夜バージョンです!
材料がこちらです!
ホットドック用パン一個、ソーセージ一本、キャベツ四枚くらい、バター適量、塩適量、コショウ適量、カレー粉適量。それにケチャップとマスタードです。
作り方は簡単です。まず、フライパンに多めにバターを溶かし、ソーセージ、千切りにしたキャベツを放り込みます。火は中火~強火です。この時キャベツに軽く塩を振ります。時折焦げ付かないように、菜箸で返してあげます。
火が通ったら、コショウ、カレー粉を振って、かき混ぜるようにして炒めます。カレー粉はある程度多い方がいいです。
こんな感じで、いい感じに混ざったらOKです。
そうしたら、切れ目にバターを塗ったパンにこれらをはさみ、オーブントースターで軽く焼きます。
最後にケチャップとマスタードを雑にぶっかけて完成です!
この圧倒的なにおいとビジュアルに我慢できるはずもなく、かぶりついてみると、思わず声が出てしまいました。
うまい。うますぎる。その暴力的なバターカレーの風味と肉の旨みは、まるでこの小説の衝撃のラストのように私を震わせます。
これは、あれも必要だということで、冷蔵庫から冷えたコーラを持ってきました。
コッテリしたホットドッグを、深夜に甘いコーラで流し込む。全ての理想はここにありました。
あっという間に完食です!あまり夜更かしするのもよくありません。手早く食器を片付け、今度こそ眠るためベッドに入ります。
枕元のシャンデラに、また明日と言い、電気を消します。
また罪な夜と脂肪を重ねてしまいました。ですが、私は後悔なんてしていません。
もう眠りそうなので今日はこの辺で。それでは皆さん、また夢の中で会いましょう。
千葉県某所にて。
明日(もう今日)は31期の笑いとディフェンスのエース、徳田君です!