ブログリレーを締めくくらせていただきます。30期の秋元です。
何について書こうかと考えた時に、わが母校である渋谷幕張高校の校長講話をふと思い出しました。
校長講話とは、校長である田村哲夫による校長先生のお話なのですが、ある回でゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」が紹介されました。
この絵の内容ももちろん興味深いのですが、よく引き合いに出されるのはこの題名です。
椎名林檎もトータス松本との「目抜き通り」にてこの題名を引用しています。
D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ? /我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか
Lorsque nous mourrons, aurons-nous les reponses?/私たちが死ぬとき、私たちは答えを持っているのだろうか?
もう一つこの絵に関する曲を紹介します。
我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか。この絵を描き上げた後、ゴーギャンは自殺を図ったそうです。
自分のルーツ、アイデンティティ、そしてゴールを悩み、考えることは時に自分を苦しめ、自殺にまで追い込むこともあります。自分が何者で、何のために今生きていて、これから何をすべきなのか。
何も考えずに生きるのは簡単です。少なくとも東工大生であれば人並み以上の人生は約束され、なんとなく生きていれば順風満帆な生活が待っているでしょう。
生きる意味を持たずにただ漫然と生きる人より、意思を持って考え続け、成長できる人のほうがかっこいいです。これは自明です。
テンプレート通りの人生なんてつまらない。
大学で1年留学しました、インターンを何社もしました、サークルにバイトに楽しく過ごしました、がありふれた世の中で。
東工大でアメフト。こんなテンプレ見たことありますか?
日々の積み重ねなしに成長は得られない。
変化量がプラスであれマイナスであれ、変化なしには積み重ねもない。
”我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか”
ふとした時にこのテーマについて考えてみてはどうでしょうか。
あと1か月半で初戦を迎え、3か月間の秋シーズンで総てが決まります。
BUFFALOESらしい、激しく、しつこいフットボールでBIG8に昇格します。