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2021秋 第四節 成城大学戦 試合レポート

本日は、2021年12月18日に行われました、秋シーズン第四節成城大学戦の試合レポートをお送りいたします。

 

2021年シーズンを締めくくる最終戦朝の凍える空気の中、試合開始のホイッスルが響き渡る。

 

成城大学のキックにより開始した第1Q。オフェンスが始まって2プレー目、ランプレーで#17RB喜多がボールを持つと圧倒的な足の速さを見せて早くもTD。#88K吉井がPATも決め、東工大は7-0と先制点をとる。続くディフェンスは3プレーで相手オフェンスを封じ込め、パントに追い込みオフェンスに繋ぐ。次なるオフェンス、これまた2プレー目で#13QB佐藤から#88WR吉井への超ロングパスが成功し、その勢いのままTD。#88K吉井が続けてPATも決め、14-0とする。しかし試合再開となるキックで、成城大学にキックオフリターンTDを取られてしまい14-7となる。オフェンスは思うようにボールが進まずパント、これは#77P髙橋がナイスパントを蹴り、いいフィールドポジションでディフェンスへ。#45DL林(好)のロスタックルや#8DB平木のWRへのプレッシャーもあり、3プレーでパントに。続くオフェンスでは#3QB大島のスクランブルや#3QB大島から#44TE田中へのミドルパス、#13QB佐藤の粘り強いQBランも光り、着実にボールを進めていく。GL前14ydで、またもや#17RB喜多がタックルを2,3人剥がしエンドゾーンへ駆け込む。20-7とし、相手を突き放す。ディフェンスでは#45DL林(好)がパスを投げる寸前のQBに襲いかかり、ファンブルの脅威を与えて、第1Q終了。

成城大学のパントにより第2Q開始。#3QB大島から#88WR吉井へのミドルパスなどは決まるが得点には繋がらず攻守交代。次のシリーズでディフェンスは今試合初めてフレッシュを許してしまうが、#8DB平木の鋭いタックルからの#1DB本多のファンブルリカバーで流れを持ってくる。オフェンスは#44TE田中の高いところにきたボールのキャッチや#14RB宮崎のラン、#30WR岸本のDBとの競り合いの中でのパスキャッチで着実にボールを進め、#17RB喜多のランをOL陣が後ろから押し込み、#22RB中井もボールをキャリーしGL前1ydまで攻め込む。3rd down残り1ydをそのままランで押し込むかと思いきや、ここでコールされたのがパス。右側から#13QB佐藤を狙って入ってきたLBを#22RB中井がしっかりブロックし、#88WR吉井へのTDパスが通る。PATも決めて27-7とする。この時点で前半残り時間1:30。安定したパスカバーを見せたディフェンス、#83WR小山の長めのパスキャッチなどでオフェンスも進んだが得点には至らず第2Q終了。

第3Qは東工大のキックにより開始される。#8DB平木、#12LB小林が鋭いパスへのリアクションを見せ、またも3プレーでパントに。続くオフェンスは自陣7ydから。#82WR丹羽へのショートパスをテンポよく決めていたが、弾いたボールをインターセプトされてしまう。残り23ydから始まったディフェンスだが、DL陣のパスプレッシャーや、中のランを確実に止め、#46DB拝形の勢いあるタックルもあり相手を気持ちよく進ませない。DL,LB陣の覆い被さるような集まり、#4LB佐々木の驚くほど早いブリッツで相手を後ろに下げさせて、FGすら許すことなく攻守交代。両チームともオフェンスが思うように進まず攻守交代を繰り返し、第3Q終了。

東工大オフェンスの続き、4th&2から最後の第4Qが始まる。ギャンブルを選択するもうまくいかず攻守交代。続くディフェンスは#91LB塩田、#43DB東がキャリアにしつこくしがみつき、オフェンスにバトンを渡す。#14RB宮崎のランでフレッシュを更新するも、パスシチュエーションでの相手からのファンブルフォースでボールをこぼしてしまう。攻守交代しディフェンスとなる。#38DB黒川の低いタックル、#59LB伊藤の激しいタックルで相手を怯ませ、#74DL山田も相手を掴んで離さない。すぐに攻守交代し#11QB喜多代や#14RB宮崎のランで少しずつボールを進めるが、東工大オフェンスも間もなくパントに追い込まれる。ディフェンスは#12LB小林、#41DB上船のパスカットが光り、DLのプレッシャーもあり相手QBに気持ちよくボールを投げさせない。そろそろ得点したいオフェンスだが、2プレー目でロングパスをインターセプトされてしまう。続く成城オフェンスはパスが通らず4プレーで攻守交代。試合残り時間2分と少し、これが最後の東工大オフェンスになると思われた局面、事態は急展開する。#13QB佐藤からのパスを#88WR吉井が上に弾くが、これを#30WR岸本が滑り込みキャッチし今日一番の拍手が起こる。次のプレーでも#23RB河合がショベルパスをとりボールをキャリー、相手に掴まれながらも剥がしどんどん足を進め29ydのゲイン、GLまで残り1ydとする。ところがこの残り1ydが思うように取れないまま、4th downになってしまう。これが最後の攻撃権、やはり最後は#13QB佐藤からのパスを#88WR吉井が奥のエンドゾーンギリギリでキャッチしTD。#88K吉井がPATも成功させ34-7とする。試合残り40秒でディフェンスとなる。ロングパスでGL前15ydまで攻め込まれるが、#41DB上船のパスカット、#5西山のパスカバーで止め、1秒残してオフェンスへ。最後の1プレーで時間を使って、34-7で試合終了。

 

今年1年応援ありがとうございました。皆さまのご支援、ご声援のおかげでここまで戦ってくることができました。

届かなかったBIG8昇格は来年こそ果たします。来年も引き続き応援よろしくお願いいたします。