BUFFALOES BLOG

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クォーターバック

4年QBの栗原です。

コルツは昔好きだったのですが最近全く試合などは見なくなってしまいました。

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今回僕は自分のポジションでもあるクォーターバック(QB)について説明したいと思います。同じクォーターバックというポジションの中でも様々なタイプがあり、それぞれのタイプでオフェンスの攻撃方法が大きく異なります。

 

 

①ポケットパサー

名前の通り、OLがQBを守るポケットの中で空いてるWRを探してパスを投げることを得意とするQBです。NFLで言えばセインツのドリュー・ブリーズ、日本で言えば昨年の大学アメフト関東王者の早稲田大学の柴崎哲平選手などがポケットパサーです。このタイプのQBは投球能力はもちろん、ディフェンスの動きを見てどのWRが空くかを見極める能力や、襲ってくるディフェンスをポケットのなかでうまく避ける能力が必要です。

 

②モバイルQB

ポケットパサーとは違い、自身のランを武器にしてそれを軸にパスなどの自在な攻撃を展開していくQBです。NFLでいうとパンサーズのキャム・ニュートンなどはモバイルQBです。RBにボールを渡すフリをして自ら走ったり、自ら走るフリをして投げたりなどプレーのバリエーションがあることが特徴です。NFLでは元々の身体能力が高い黒人のQBがモバイルQBとして多く活躍しています。

 

③ハイブリッドQB

他のポジションと役割が大きく違うことから替えを作ることが難しいQBは怪我のリスクを下げる必要があります。そのため最近では基本はポケットパサーのようにパスを投げ、ここぞというときには自らボールを持って走ることができるハイブリッドなQBが多く登場しています。昨年の日本の大学アメフト王者、関学のQBの奥野耕世選手などはパスをバンバン決めて勝負所では自ら走ることもできるまさにハイブリッドなQBです。

 

実際にチームによってQBのタイプは様々なので試合を見るときなどに参考になればなと思います。

 

次は同期トレーナーの小林幸奈です。