こんにちは、32期MGRのきょうこです。今日は雨で、半袖では少し寒くて、そんな気候が私は大好きです。スカートの中の足をなぞっていく、秋風に混じった冬の訪れも好きです。
昨日は、牛上さんが面白い名言を紹介していましたね。別に振られたわけではないけれど私も名言を紹介します。名言というか、私の生き方の根源になっている格言です。では、どうぞ。
「ありえない」なんて事はありえない / グリード(鋼の錬金術師)
何を言おうとしているかはみなさんもわかるかと思います。教養がある人は、ボクサーのモハメドアリの似たような名言を思い浮かべたのではないでしょうか。"Impossible is nothing."不可能なんてありえない、と。しかしながらこのアリではなくグリードの名言を私が気に入っている理由はその言葉遊びにあります。
「ありえない」という事を否定するのに、自分が否定したい「ありえない」という言葉を使っているのが矛盾しているようで、メビウスの輪の上にいるようで、日本語ならではの趣きを感じます。日本特有の言葉遊びが好きな私に刺さったわけです。ただ、英語で好きな名言を紹介しよう！なんて中学の授業では、この趣きを英語で表現するのに頭を捻りました。そもそもこの日本語特有のユーモアを無理に英語にしようとせず、英語の名言を探してくれば良かった話なのですが、中学生の私にそんな考えはなく。絞り出したのが"Impossible is impossible."でした。文法がおかしい？でもね、ありえないなんて事はありえないんだから。我ながらうまいと思います。
さて、ここまで読んでくださったみなさんは「ありえない」がゲシュタルト崩壊していることでしょう。ではここで話題を転換します。
この名言が登場する鋼の錬金術師は私たちの世代を貫く漫画・アニメで、同期の小田によると男の子はみんな指から火が出るまで指を鳴らし続けたのだとか。みんなの憧れロイ・マスタング大佐の親友、マース・ヒューズは登場頻度は少ないけれども物語のキーパーソンであり、私も大好きなキャラクターです。ごめんなさい！言い忘れてました、しばらくオタクトークが続きます。
そんなヒューズの声優である藤原啓治さんが、今年の4月に55歳にして亡くなりました。彼はアイアンマンのトニー・スタークの吹き替えも担当していたり、おちゃらけちょい渋おじさんとして右に出る者はいないと思っています。みなさんも一度は彼の声を聞いたことがあるはず。
そう、クレヨンしんちゃんの野原ひろしです。4年前に病気療養のためひろし役を2代目に譲るまでは、1992年からずーっとひろしの声を担当していました。まさに国民的父ちゃんです。藤原啓治さんのご逝去にあたり、クレヨンしんちゃんのアニメでは最後に粋な計らいも。それと昨日、素敵な動画を見つけたのでみなさんにご紹介します。この野原ひろしは2代目の森川さんです。
「クレヨンしんちゃん」父・ひろしが野原家の5年間を振り返る 「クレヨンしんちゃん×クラフトボス」WEB限定オリジナル動画「すべての父ちゃんたちへ」
断っておきますが、私はクラフトボスの回し者ではありません。父ちゃんの思い出に浸る、しがない元オタクです。昔は毎日のように録画した深夜アニメを消化するのにひいひい言っていましたが、大学受験期にアニメもジャンプもお休みしてから戻れなくなりました。離れていた時間が長すぎて追いつけなく感じてしまったのです。
余談ですが、私が父の購読していたジャンプを読み始めたのは小学2年生？の21号からで、後に歴史に残るToLOVEるが始まった号でした。そしてその作者である矢吹健太朗さんがちょうどこの前ジャンプで次の連載を始めたそうです。時の流れと巡り合わせを感じます。
ちなみにアイアンマンのトニー・スターク役、ロバート・ダウニーJrは私がこの世で最も好きな俳優です。そんな彼の最新作、ドクター・ドリトルがなんと今日から公開。
私は洋画は英語音声の日本語字幕で見るのが好きなのですが、なんとロバート・ダウニーJrの吹き替えは藤原啓治さん！ふ、吹き替えも観たい…！この作品には、動物と話せる名医ドリトルとたくさんの動物たちが登場するのですが、動物役は声だけの出演なのに(本家の)俳優陣が豪華すぎると話題に。吹き替え版の声優陣ももちろん豪華です。これは英語音声と吹き替え両方観る運命かもしれません。いつになったら映画館にいけるのか、まだ謎ですが。
今回のブログは長々と書いてしまいました。最後まで読んでくれた物好きのみなさん、ありがとうございます。明日のブログは同期ASの華乃です！いろんな女の子に好きって言って回るタラシです。明日もお楽しみに〜〜！
