お待たせしました。
32期WRの吉井碧人です。
前回の担当だった小田からはお題だけでなくリマインドもくれませんでした。悲しい限りです。
僕のブログは毎回と言っていいほどQOLが向上するモノ・コトを紹介するばかりでしたが、最後なので割とまともなことを書きたいと思います（ネタ切れではありません。紹介したいものはちゃんとあります）。
このブログの多くは私事になります。それでもお付き合いくださる方は読み進めていただくと幸いです。
これまでの人生で、頭が狂いそうなほど勉強した時期がありました。それは浪人時代です。毎朝4時に起き、5時から17時までひたすら勉強するという日々を1年間続けていました。大学受験に失敗し、自分の中にあったプライドが全て折られていたとき、残された選択肢はただひたすらに勉強することだけでした。
僕の中で、東京工業大学という大学は雲の上の存在でした。偏差値表を見れば理系で上から3番目。でも聞いたことはない。それでもやっている研究はすごいらしい。入試問題も難しい。クセの強い変な大学。とても魅力的でした。その一員になりたいと本気で思い、それだけに向かっていました。
たった二十数年生きただけの若造が語りますが、人間は狂ったように物事に打ち込めばある一定ラインは超えられると思っています。どんなに難しいと思っていても、ほんの一握りの天才の域を除いて、達成できるものだと考えています。それは勉強だけでなく、アメフトでも同様だと思います。
「東工大はアメフトにおいて不利だ」という話は個人的に嫌いですが、一般的にはそう言われます。たしかに、私立大学のようにスポーツ推薦はないし、勉学にとられる時間は多いかもしれない。しかし、そのハンデは必ず解消できると考えています。
アメフトは集団競技です。しかも、選手だけでなくスタッフも含めた集団格闘技です。東工大アメフト部は100人を超える集団です。これだけの人数が集まったとき、一人ひとりが他の大学の人よりも取り組めば、それはとても大きな力になります。相手に勝つ武器になります。
このチームはMissionを「人間的成長」、Visionを「BIG8昇格」、Valueを「やって確かめろ」とし、オフェンスとディフェンスの戦略としてそれぞれ「FINISH」と「激しく、しつこく、最後まで」を掲げています。このチームは目指すべきものが明確になっており、その戦い方も定まっています。あとは、それをどれだけやることができるか、突き詰められるかです。
僕は、自分にとって最後の年に、これまでの人生をかけて取り組みます。これまでの全てを注ぎ込んで、このチームと向き合い、戦っていきます。そして、この1年を自分の人生に恥じないものにします。
最後になりますが、今後ともこのBUFFALOESをよろしくお願いいたします。
次回は、同期MGRでスタッフキャプテンの香子です。最後のブログを楽しみにしています。
